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詩的で気怠いでも引き込まれる。「ヴァーチャル・レッド」1巻発売

20120831_223510.jpg
シギサワカヤ氏のコミック単行本「ヴァーチャル・レッド」が名古屋では31日?に入荷となり、アニメイト・メロンブックスでは販売が始まっていた。
「ヴァーチャル・レッド」はシギサワカヤ氏が2004年から同人誌で発表してきた作品で、現在は白泉社の雑誌「楽園 Le Paradis [ル パラディ]」のWEB増刊にて掲載中。


その女は
魔女
女神

著者最大の問題作、
描きおろし2本を加えて待望のコミックス化。

――――――コミックス帯より引用


「ヴァーチャル・レッド」というタイトル通り非常に赤い今回の単行本。
その赤さやるやシギサワ氏本人がブログで『取り敢えず書影。どうだ赤かろう。』と評するほどであり、あまりの赤さに書店では非常に目立つ存在となっていた。
なお、赤いのはカバーであり、実は下に描かれた絵が透けて見えているという凝った装丁。
しかも表紙は肌の部分のみ赤が薄く印刷されており、肌の白さを際立たせるという(いい意味で)無駄に凝ったつくりとなっていて印刷・装丁フェチの局長は大興奮であったとか。
局長「思わず抱きしめて転げまわったぜ!」(>w<)ノシ
局員「やめてください」(;´Д`)



20120831_124301.jpg 20120831_124322.jpg
アニメイトでは1階の少女コミック新刊コーナー平台と棚、2箇所での売り場展開。
棚は最上段なので、人によってはちょっと取りにくいかもしれない。
なお、購入特典として4コマ2本が描かれたメッセージペーパーが付属。

20120831_194715.jpg
メロンブックスでは新刊コミックコーナー平台にて陳列。
シギサワ氏のブログでは『全国の一部の書店』でペーパー付属と書いてあり、アニメイトでは付属していたのでここでも・・・?と思ったのだが、確認したところ特典はないとのこと。


ここからは局長による簡易レビュー

※今回局長本人の意向により紹介画像はありません。
シギサワカヤ氏の作品は素晴らしい。
突然何を言ってんだこいつと思われるかもしれないが、言わせていただきたい。
シギサワカヤ氏の作品は素晴らしい。
大事なことなので二度言いました。
氏の作品は基本的に男女の恋愛模様を描いたものが多い。
しかしその多くはいわゆるラブコメではない。

ときにオフィスラブであったり、スクールラブであったり、不倫であったりと「オトナノレンアイ」的なものが多い印象を受ける。
故に内容は「爽やか青春ラブストーリー」でないことが多い。
しかし読ませる。引き込まれる。
ハッキリ言って局長はドロドロの愛憎劇的なものは苦手だ。
いわゆる昼ドラは見る気が起きないし、女装ラブストーリーの先駆けともいえる「ゆびさきミルクティー」は途中でドロドロ具合に嫌気が差し、読むのも買うのも止めてしまった。
それでも読ませる。引き込まれる。
シギサワカヤ作品との出会いは何だったかと言うと、かなり昔に同人誌で購入した「つめたくあまい」だったと思う。
それから数年後、それが一般流通のコミック単行本で出ていることを知り購入。
そこから立て続けに単行本をヴィレッジヴァンガードで購入し、ズブズブと引き込まれていき現在では全てとはいかなくとも半分以上の単行本を所持している。

氏の作品は常に一つの特徴を持っている。
詩的で不安定で、どこか気だるい。
まるで微睡みの中で見ているような鮮明な風景。
それがシギサワカヤ作品であり、局長が「シギサワ節」と呼ぶものだ。
一つと言いつつ二つ以上のような気がするが気にしない方向で。
今回の作品「ヴァーチャル・レッド」も、シギサワ節の光る名作だ。

得体の知れないヒロインに本能では「いけない」と思いつつもハマっていく主人公。
まだ連載中ということもあり、説明されていない部分も多く謎が謎を呼び読むものをどんどんシギサワワールドへと引き込んでゆく。
読んでいるうち、これはファンタジーなのか?という予感に駆られるが、基本的にファンタジーをほとんど描かない氏の作風から、いやこれはそういうモノじゃないと思うも、じゃぁこの3人の関係は・・・と混乱し、更なる考察の迷宮へと誘い込まれる。
こう書くとまるでシリアスなミステリーのように思えて敬遠されがちだが、話のテンポ作りが上手いのも氏の特徴の一つ。
シリアスを「急」とするならコメディ調のシーンは「緩」となり、その緩急のつけ方が非常に絶妙で読む者を全く疲れさせない。
そしてこの作品の一番の凄さはこれが今から10年近く前に発表された作品ということである。
普通過去発表作品となれば今と比べて劣る点が見受けられるはず。
しかし今見ても全く見劣りしないどころか、同人で発表していたせいか「最近の作品です」と言っても充分通用するレベルなのだ。
実際局長は最終項の発表年月日を見て驚愕した。
秋の夜長のミステリーにと言うと非常に安直な紹介となってしまうが、是非そんな気軽さで手に取って頂きたい一冊である。
そして盛大に(いい意味で)裏切られて欲しい。
局長からは以上だ。


なお、「ヴァーチャル・レッド」のその他のレビューとしては漫画とピアノ。時々勉強さん『とにかく続きが気になります.そしてハッピーエンドを想像できない(笑)』や、Jimmyさん『おかしいと分かっていながら家から離れられない葛藤が良い。同人時代の意欲を感じる。次巻にも期待!』など。



【関連リンク】
シギサワカヤ(Blog)
白泉社
楽園 Le Paradis [ル パラディ]
シギサワカヤとは(Wikipedia)

シギサワカヤ、同人誌発表の「ヴァーチャル・レッド」1巻(ニコニコニュース)
シギサワカヤ/ヴァーチャル・レッド1巻 「男女の"どうにもならない感じ"は凄い」(アキバBlog)

【コミック】ヴァーチャル・レッド(1)(アニメイト)

【感想リンク】
ヴァーチャル・レッド(読書メーター)
シギサワカヤ『ヴァーチャル・レッド』1巻読了。 - Jimmy
ヴァーチャルレッド 1巻(漫画とピアノ。時々勉強)


  
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