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独自解釈で描かれるルーミア誕生異譚。「リバースデイ」

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うがつまつき氏のサークル「あさつき堂」の例大祭新刊「リバースデイ」が5月30日、メロンブックス名古屋店に入荷していた。
公式設定で描かれることのないルーミア誕生とそれに絡む慧音の物語を独自解釈で描いたシリアスストーリー漫画で、メロンブックス特設サイトでも「慧音メインシリアスストーリー漫画」と紹介されていた。


その昔、人里の平穏を守るためにどんな事情があろうとも容赦せず妖怪を屠ってきた慧音。
人里で妖怪が憑いた赤子が産まれたので葬るとするも、母親の必死の願いで生かす事に!
しかし、その子が人々から忌み嫌われたうえ妖怪の本能と理性の間で心身を病んでいき…?
人と妖怪の間で苦しむ少女と慧音の交流を描く、シリアスストーリー漫画をお楽しみ下さい。

――――――メロンブックス特設より抜粋

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メロンブックスでの陳列の様子。31日現在では新刊同人誌コーナーに置いてあった。
ウラ面のサンプルは鬱漫画作家としてその筋では有名なうがつまつき氏安定の黒さ。

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死産で産まれるはずだった肉体と宵闇の妖怪の魂が融合して産まれた子供「るみ」。
産まれてすぐ慧音により殺される筈であったが、母からの強い嘆願により「妖怪として目覚めるまで人として生かす」ことになる。
「里のために妖怪は殺すべき」という使命と「我が子を死なせたくない」という母の心の狭間で揺れる慧音の心。
しかし一つの肉体に人と妖怪二つの魂を無理矢理詰め込んで産まれた「るみ」の存在は徐々に破綻していき、遂に妖怪として目覚める兆候が現れ始める。
「るみ」の母と慧音のやりとりは胸を打たれる言葉の応酬で、Pixivでも「母様の気持ちが切実に分かりました。」とのコメントが見られた。

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やがて訪れる最後の刻。母は愛しい我が子に服を贈る。
その服を着た彼女は我らが見慣れた妖怪「ルーミア」の姿で・・・・・
「(殺す)覚悟を決めたら伝えてくれ」と母に伝えた慧音の元に届く手紙。それを読み二人のもとへ走った慧音が見たものとは・・・・・

人喰い妖怪と人が出会ったらどうなるのか。

その一匹と一人が母と娘なら。

そして母が「人」で、その娘が「妖怪」ならば。


これ以上はネタバレになってしまうので書かないが、非常に悲しくも幸せそうなルーミア誕生のシーンは一見の価値あり。
万人受けはしないかもしれないし、うがつ氏の個人的妄想設定全開な内容だし、明るい話ではないものの個人的にオススメしたい一冊。


「りバースデイ」の感想としてはなりゅーさん『自分こんなに涙もろいつもりはなかったんだけどなーw この本の破壊力が今までにないくらい破格なんかなーw』や、金之助さん『もうなんというんでしょうか。「うがつ節」とでも言いましょうかね。過去話中の慧音の瞳にハイライトの一切がないのがなんとも言えない。』などなど。


【関連リンク】
うがつまつき Twitter/Pixiv
あさつき堂
「リバースデイ」メロンブックス特設
濁江の蛙~にごりえのかわず~(金之助さんによる感想)
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